今では少なくなってきつつあるようですが、昔は学校で学ぶよりも師匠を見つけて教えてもらうという徒弟制度が一般的でした。
良い師匠に出会えたら、それはとても運が良いというほど、この徒弟制度で学んだ人が同じ問題を抱えていることが少なくありません。
弟子とはいってもいずれはライバルになる存在。
そう考える師匠が、弟子に中途半端な技術しか教えていないことがあるのです。
大事な技術を隠したまま卒業させ、弟子はなかなか効果の出ない治療をし続ける。
なんとも恐ろしい話です。そうなってしまうと、本来の「患者さんを治す」という目的を果たすことができません。
もし弟子に入って学ぼうと思ったら、その師匠のことをよく知ることからはじめた方が良いかもしれません。
他の弟子の方に話を聞いてみて、師匠の人となりを知る努力です。
しかし、師匠のことを悪く言いたくないという方もいるでしょうから、何人かの方から話を聞いてみるのがより確実ですね。
インターン制度とは学校が経営する整体院で、アシスタントとして働きながら臨床経験を積めるというものです。
現場でしか学べない治療、患者さんとのコミュニケーションなどが経験できる貴重な場ですが、ここにも注意しておきたいことがあります。
ずばり給料のことです。
アシスタントであればとても安い給料か、もしくは無給ということもあります。
学校側からすると授業料も払ってくれる上に、普通より安い給料で働いてくれるアルバイトは、悪い言葉でいってしまえば良い「カモ」ということにもなりかねません。
それでも「臨床経験には代えられない」と納得できるなら良いのです。
しかし高い授業料を払って、安い給料でアシスタントをして…自分の生活が立ち行かなくなってしまったら本末転倒になってしまうことも考えられます。
インターン制度を利用するのなら、無理のないようにしたいですね。